人間環境文化論専攻の教育の目標及び方針

1.人間環境文化論専攻(博士前期課程)の教育目標

人間環境文化論専攻は、人間の行動、現代文化、地域、環境、人類についての専門知識を有し、社会・文化環境の変化を適切に理解し、地域の発展と良好な環境の形成に貢献できる人材の養成を教育目標にしている。

 

2.人間環境文化論専攻の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

①人間環境文化論専攻の求める人材像

1)自然、文化、歴史的環境、人間の行動についての基礎的教養を習得しており、それを専門的な知識へ発展させる意欲を持つ人

2)自然や文化、歴史、地域社会、人間行動等のより深い理解を目指し、それをフィールドワークや実験等の方法を用いて、環境や地域の観点から考察する意欲を持つ人

3)専門的な知識を実践的な問題解決に活かす意欲を持つ人

 

②入学前に身につけておいて欲しいこと

1)心理学・現代文化論・地理学・考古学・基層文化論等のうち志望する専門分野に関する学部レベルの基礎的な知識

2)論文作成に必要な批判的読解能力、基本的分析力、及び文章表現能力

3)志望する専門分野に必要な語学(古典語を含む)

 

③入学者選抜の基本方針

人間環境文化論専攻で研究を開始するのに十分な人文社会科学の基礎的教養や専門知識を有しているか、より高度な専門研究を行っていくための適性や計画などの有無を総合的に判断するため、次の方法で入学者選抜を行う。

1)一般選抜

学力検査、面接及び学業成績証明書等の書類審査の結果を総合して選抜する。

2)社会人特別選抜

学力検査、面接及び学業成績証明書等の書類審査の結果を総合して選抜するが、特に面接を重視する。

3)外国人留学生特別選抜

(1)学力検査、面接及び学業成績証明書等の書類審査の結果を総合して行うが、特に面接を重視する。また、日本語能力も審査する。

(2)指定校推薦入試は、面接の結果、成績証明書及び研究報告書などの審査結果を総合して選抜する。

 

3.人間環境文化論専攻のカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)

1)学際的視点の涵養を目的とするコースワーク科目(人間環境文化論特論)を必修として設置する。

2)心理学・現代文化論・地理学・考古学・基層文化論等の各専門分野の知識と方法を学ぶため、それに対応する授業科目としてリサーチワーク科目群を設置する。

3)上記の専門的な知識を問題解決に活かす方法を学ぶためのプロジェクト科目(人文プロジェクト演習)を設置する。

4)上記の専門的な知識を個別の問題に即して展開しまとめる技術を習得するための論文指導を必修科目として設置し、修士論文の作成を課す。

5)情報発信のスキルを習得するための外国語論文指導をおこなう科目を設置する。

 

4.人間環境文化論専攻のディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

1)自然、文化、歴史的環境、人間の行動についての専門的な知識を習得している。

2)専門的な知識を活かした研究を、実践的な方法によって進める能力を備えている。

3)コースワーク科目の履修を通して養われた学際的視点に立って、専門的な知識をより広い文脈の中に位置づける能力を備えている。

4)リサーチワーク科目群及び修士論文作成の過程での履修を通して養われた専門的知識と方法を、現実的な問題の発見及びその解決に活かす能力と、それを体系的にまとめ、発信する能力を備えている。