長島町・出水市合宿研修(後編)

合宿研修2日目の様子です。
6月11日(日)。今日も全員で朝食を準備しました。後片づけまで終わったら、さっそく出発です。 午前9時5分に東町センターを後にして向かった先は、行人岳(ぎょうにんだけ)です。行人岳は、山岳信仰の場であり、また、頂上には、長島町を一望できる展望所も設置されています。 あいにくの曇り空で遠くまでは臨めませんでしたが、院生たちはマンダリンセンターなど前日に訪れた場所を確認することができたようです。 行人岳にて

長島町役場
行人岳から次に目指したのは、長島町役場。平成18年3月に旧東町・旧長島町の二町が合併し、誕生したばかりの新しい町です。今回は、4月から町長となった川添氏にお話を伺えるということで、院生たちも少し緊張ぎみの様子です。

長島町役場では、長島町の産業・教育・地域おこしなどについて90分ほどお時間をいただきました。院生からは、「造形美術展が開催された経緯について」「女性の声が町政にどのように反映されているのか」などの質問が出ました。 「造形美術展」については、合併後も引き続き開催する予定とのことです。近年は、一度の開催で約80点ほどの作品が出展されるほどのイベントになっているそうです。今後の長島町のまちおこしに大きな影響を与えるであろうという印象を受けました。 パネルによる造形美術展の紹介

亀井山城跡の説明 長島町役場をあとにして黒瀬戸大橋の近くで昼食をすませたら、いよいよ長島町ともお別れです。 今回の最終目的地、出水市野田町にある肥薩おれんじ鉄道野田郷駅へ向かいました。 駅舎前で私たちを出迎えてくださったのは、「NPO法人野田郷」の樋口氏。 予定していた時間よりも30分ほど早い到着だったので、急遽、研修の前に付近の亀井山城跡、感応禅寺などを案内していただきました。島津家発祥の地といわれる野田の歴史を感じる見学となりました。

14時15分、再び野田郷駅へ戻りました。 NPO法人野田郷は、鹿児島県では唯一、駅の業務を肥薩おれんじ鉄道に委託されています。地元の10人(有職者)が中心となって駅舎の管理や青少年教育事業、亀井山城跡整備など、地域に密着したまちづくり活動を行っています。現在、注目を集めているNPO法人のひとつと言えます。さて、ここで一体どのようなお話が伺えるのでしょうか。 肥薩おれんじ鉄道・野田郷駅

野田郷駅での研修 駅舎の一角を利用しての研修は、90分間におよびました。 法人代表者である鬼塚氏をはじめ、関係者の方々から説明を受けました。まだ設立1年ということで試行錯誤しながらではあるものの、地元に誇りを持って活動されている様子が感じられました。 院生は、「行政やおれんじ鉄道との連携について」、「今後、法人を担う若者の構成員の育成について」などの点に興味を持って質問していたようです。 研修を終えた一行は野田郷の皆さんに見送られ出発し、17時40分、鹿児島大学法文学部前に帰り着き、解散となりました。

以上、長島町・出水市野田町の合宿研修について、お伝えしました。 今回は、まさに手作りの合宿研修でした。準備段階で、昨年度の薩摩川内合宿のように地元に詳しい案内人を探し出せなかったため、研修先をどこにすればいいのかについては、非常に悩みました。 院生たちにどんなものを見せればいいのか、本当にうまくいくのか、当日まで心配していました。 しかし、全ての行程を終えた帰りの車内で、院生たち全員がそれぞれの視点から感想を述べる姿を見て、心配が杞憂だったことを実感しました。とても充実した1泊2日だったようです。 私たちを温かく迎え入れてくださった水産学部東町センター・長島町役場・NPO法人野田郷の皆様へ、心より御礼申し上げます。
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2009/11/27