調査研修の様子

第1回目として、平成15年7月26日(土)に実施された、川辺町方面への調査研修の様子をご紹介します。この現地調査は、地域政策科学専攻の最大の特徴ともいえる「プロジェクト研究」の第一歩と言えます。「プロジェクト研究」とは、地域政策科学専攻の学生をいくつかのグループに分け、それぞれが地域の現実のテーマに対する解決策を考察しようとするものであり、実際に地域に出掛けて調査・分析・検証を行うことは欠かせません。「道の駅やすらぎの郷」「清水岩屋公園」「川辺清掃センター」「射手園仏壇店」などでの調査の様子をご覧ください。 9:15、院生12名・教官2名・教務補佐員1名の計15名が鹿児島大学前に集合しました。バスに乗り込み、今回の調査地である川辺町へ出発です。
約50分の走行を経て、川辺町の道の駅「川辺やすらぎの郷」に到着。12:30まで川辺町における住民参加のまちづくりについて、川辺町役場の網屋さん、東さん、パイクさんなどをはじめとした町づくり委員会の方々から説明を受けることができました。こちらのスケジュールの都合により、集まっていただいた方々との意見交換などを行う時間が充分に取れなかったことが、たいへん残念でした。 川辺やすらぎの郷

清水岩屋公園
13:00に道の駅を出発した一行は、次の目的地、清水岩屋公園へと向かいました。川辺町の文化、歴史、観光などについて詳しく案内してくださったのは、川辺町教育委員会生涯学習課文化振興係主事としてご活躍されている新地さんです。新地さんは実は鹿児島大学大学院人文社会科学研究科のOBです。岩屋公園での磨崖仏群に関する説明はもちろん、岩屋公園へ向かう途中にも、名水百選に選定されている清水の湧水や天然の淡水もずく、文化財などについて興味深い説明をしてくださいました。

15:00に岩屋公園を出て、次に向かったのは川辺町清掃センター。こちらには焼却灰や飛灰のダイオキシンを無害化するダイオキシン類無害化処理施設が設置されています。土曜日だったために見学はできないものと諦めていたのですが、せめて外観だけでも見学したく訪れてみたところ、たまたま同センター所長の尾山さんがいらっしゃっていました。尾山さんは突然の訪問にもかかわらず快く見学を許可してくださり、丁寧な説明をしてくださいました。処理施設の内部や無害化された焼却灰などを見せていただき、たいへん勉強になりました。 川辺町清掃センター

射手園仏壇店 16:10まで清掃センターを見学してから最後の調査地となる「射手園仏壇店」へ。1時間程、射手園さんから仏壇づくりの工程や仏壇文化などについて説明を受けました。仏壇製造所においては実際の作業の様子を見せていただきました。仏具に金箔を張り付ける作業を見学した際には、手にとった金箔が指に張り付いてしまい、院生が大慌てになるというハプニングもありました。

今回の川辺町での調査は、プロジェクト研究の第一歩として院生たちにとってたいへん有益な体験になったと思います。一日という短い時間の中で、これほど多くの調査地を巡ることができたのは、私達を受け入れてくださった川辺の方々のご厚意があったからこそといえます。お世話になった方々、本当にありがとうございました。 >>研修報告のページに戻る
2009/11/27