薩摩川内市合宿研修(鹿児島県本土編)

今年度も、合宿研修の時期が到来しました。新入生7名が、プロジェクト研究に取り組むことになります。 今回の目的地は、鹿児島県内での市町村合併(平成の大合併)第1号となった薩摩川内市。 1市4町4村(川内市、樋脇町、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑村、下甑村、鹿島村)が合併し、ひとつの市としてどのようにまとまっていくのかという点で、注目の地域と言えます。 薩摩川内市合宿研修を通して、院生たちは何を得ることができたのでしょうか。1泊2日の研修行程をご覧ください。
6月25日(土)午前8時30分、鹿児島大学を出発。参加者は、1年生7名、2年生3名、3年生1名、教職員3名の合計14名です。 また、今回は薩摩川内市役所行政改革推進課の今吉さんと奥平さんが、ご厚意で合宿研修に同行してくださることになりました。 今吉さんが薩摩川内市の概要(合併の経緯・人口・歴史・産業・自然など)について、車中で説明してくださっている間に、薩摩川内市の祁答院町に到着。「いむた池いこいの村」を車中より見学した後、薩摩川内市役所の祁答院支所付近を見学しました。 薩摩川内市へ向かう車中にて

南瀬地区コミュニティセンター
次に訪れたのは、「南瀬(のうぜ)地区コミュニティセンター」。薩摩川内市は合併に伴い、48箇所のコミュニティセンターを設置しました。新しい組織によって、従来の地区の活動や運営体制を維持・発展させていくという目的を持った「地区コミュニティ協議会制度」。その中で南瀬地区コミュニティ協議会は、「南瀬校区公民館」から移行された形で活動を続けています。 「地区コミュニティ協議会」という新制度の実態について、院生たちは研修前から興味津々といった様子です。

南瀬地区コミュニティセンターでは、コミュニティ協議会の新留会長をはじめ、役員の方々にお話を伺いました。10時30分から12時までの予定でしたが、90分間では時間が足りないほどでした。院生からは、「これまでの校区公民館とコミュニティ協議会の違いとは」「薩摩川内市との関係はどうなっているのか」など、活発な質問がありました。 役員の方々はコミュニティ協議会についての細かな資料を提供してくださり、また、ひとつひとつの質問にも率直に答えてくださいました。 研修の様子

入来麓武家屋敷群 「東郷温泉ゆったり館」で昼食をとり、元気を取り戻した一行は、入来町へ。「入来麓武家屋敷群」を巡りました。中世からの古い町並みは茅葺きの門や美しい玉石垣が印象的でした。留学生は特に感激している様子でした。 武家屋敷群を離れ次に向かったのは、「寺山いこいの広場」。ここの高台からは、川内を一望できます。晴れた日には甑島も見渡せるとのことでしたが、この日は残念ながらうすい霞がかかっており、見ることが出来ませんでした。

14時40分、「きやんせふるさと館」に到着。ここは川内駅構内の物産館です。菓子、焼酎、工芸品などが販売されています。 館長さんにお話を伺う前に、館内を見学させていただきました。 きやんせふるさと館

研修の様子 14時50分~16時05分まで、きやんせふるさと館の田代館長よりきやんせふるさと館と川内市商業タウンマネージメント協議会(川内TMO)についての説明を受けました。 院生たちは、きやんせふるさと館の売上実績や客層等に興味を持って質問していました。また、院生の側からは「物産館では、もっと川内の特色を活かした商品を目玉として売り出せばいいのではないか」といった意見も出ました。

きやんせふるさと館での研修を終えたあとは、いよいよ甑島へ。ここで、ここまでお世話してくださった今吉さんに代わり、同じく薩摩川内市の古川さんが合流してくださいました。 「海越え合併」がどんな意味を持っているのかを知るには、現地を訪れて実際に「見る」ことが一番の近道ではないでしょうか。フェリーに乗り込み、いざ出発です。 〔プロジェクト第9回へ続く〕 >>研修報告のページに戻る
2009/11/27