薩摩川内市下甑島合宿研修(後編)

引き続き、平成19年度下甑島合宿の様子をご覧下さい。

夕食時には、1年生のプロジェクトテーマ「地方の都市化と環境政策」と「農林水産業とグリーン・ツーリズム」が発表され、学生はプロジェクトに向けて意欲を新たにした様子でした。下甑島の新鮮な魚を堪能しながら、お邪魔したそれぞれの研修地の話に花を咲かせ非常に楽しい夕食となったようです。


2日目は快晴でのスタートとなりました。中には、早朝に近くの海辺の散歩を楽しんだ学生もいたようです。朝食を終えた一行はバスに乗り込み最初の研修地、手打地区コミュニティへと向かいました。

手打地区は下甑島の中心地となっている地域です。質疑応答の際には、会長の日笠山直宏様を中心に様々な質問にお答えいただきました。若者の進路や、出産前の検診、また高校の設立など、生活に密着した質問が数多く出ていたように感じます。 当日は、早朝から地域の方々が私達のために手作りのお菓子をご用意してくださりました。

合宿最後の研修地は、『Drコトー診療所』の舞台として知られる手打診療所です。こちらでは、初めに所長の瀬戸上先生直々に病院内をご案内していただき、一行は設備や医療機器等を見学しました。その後は場所を移し質疑応答の時間をいただきました。

30年間下甑島で医療に携わっていらっしゃる瀬戸上先生は、「島の魅力作り」についてお話して下さりました。数多くある離島医療のマイナス面を、視点を変えて島の良さとして生かそうと意識されてきた積み重ねが、診療所の現在へとつながっているのだと感じました。


合宿を終え、串木野港へ向かうフェリーの中で、円座を組みそれぞれに意見を交わす学生の表情には非常に充実した2日間を過ごした満足感が現れておりました。多くの方々に支えられて、今年度の地域政策科学専攻の1年生も、順調にプロジェクト研究のスタートをきったようです。 最後となりましたが、休日にもかかわらず快く私達を迎え、研修にご協力下さった下甑島の地域の皆様、そして合宿の全行程においてご支援下さった薩摩川内市市役所のお二人に、教職員、学生一同、改めて厚く御礼申し上げます。 >>研修報告のページに戻る
2009/11/24