第6回プロジェクト研究報告会

平成21年2月14日(土)に開催された第6回プロジェクト研究報告会の模様をお伝えいたします。 報告会当日を迎えるまでの取り組みの様子もあわせてご覧ください。
今年度のプロジェクト研究は大きく2つの点で、新たな改革が行われました。一つ目は、地域と文化、各コース別に別れての研究スタイルの導入です。発表形態、研究テーマを院生の希望に応じて決定しました。 その他にも、新たに通信システムを利用して遠隔授業が開始されました。奄美大島在住のD1財部さんは鹿児島大学への通学の他、写真のように画面を通して授業に参加しました。 授業風景

受付の様子
当日は2月とは思えないほどの気候に恵まれました。 朝9時から会場設営を始め、残り時間は各々でリハーサルです。 今年は1年生がメインの発表を行い、2年生は1年生のサポート役となりました。また、報告会当日、2年生は1年生の発表に対するコメントという形で参加しています。 今年の1年生の報告テーマは以下の3つです。 バイリンガルの光と影 ―内モンゴルにおける言語問題― 【①パワーポイント】 ②.民族文化と開発の矛盾 ―青海省におけるチベット族の事例を中心として― 【②パワーポイント】 ③.生活スタイルから見た遠隔地の交通体系 ―鹿児島県南大隅町を中心として― 【③パワーポイント】


本報告会には、毎年ご来場いただいている方も多くいらっしゃいますが、来場者数は減少傾向にあります。 来年度以降は、研究内容の充実の他、より広く本報告会を地域の方々へご紹介し、活発な意見交換の場へと繋げられるよう意識を高めることが必要となります。
会場の様子

発表 今年度の発表では、研究対象が鹿児島にとどまらず、世界へと広がりました。そして、偶然にも3グループの発表には「少数集団からの視点」という共通点が生まれました。今年度の新しい取り組みは、これまでご報告した鹿児島県各地域の問題を客観的に捉えるきっかけとなったのではないでしょうか。


今年も、フロアの方々より多数のご質問をいただきました。昨年同様に質問用紙を使用した質疑応答の他、地域の方からの率直な意見を伺う為、意見交換会も行いまた。 発表時間内には伝えきれなかった研究の詳細部分や結論に至った経緯などもご理解いただく場となったようです。
質疑応答

懇親会の様子
懇親会にご出席いただいた外部の方にお話を伺うと、ご自身の視野を広げたいと、昨年に引き続きご来場いただいたとのことでした。 このような地域の方からの声をいただくと、院生一同、非常に励みになります。
今年は大きな変化の年となりましたが、“地域に貢献したい”という院生の思いは初年度より一貫して変わっていません。報告会終了後は緊張から開放されたのか、リラックスした表情を見せていました。 報告会終了後の集合写真

報告会も第6回目を迎えましたが、今年は転換の年となったように感じます。 研究を開始した当初、コース別に異なる研究スタイルを取り入れ研究に臨むことは、全体としてのまとまりに欠ける結果につながるのではという不安もありました。しかし、教員や2年生のサポートもあり、多くのプラス面も見出すことができたように感じます。 今年もアンケート調査等の際には大変多くの方々にご協力いただきました。地域の方との出会いをきっかけに抱いた素朴な疑問が、今年の発表テーマにも繋がりました。この場をお借りして教職員・院生一同心からお礼申し上げます。 また、来年度以降も院生一同努力を重ねてまいりますので、今後の報告会もどうぞご期待ください。 >>研修報告のページに戻る
2009/11/23