第3回プロジェクト研究報告会

2月18日(土)。約半年をかけて研究を進めてきた「プロジェクト研究」の成果を発表する日が、今年もやってきました。11月18日の合同中間発表会(プロジェクト第10回参照)のあと、2学年合同のリハーサルを2回行うなど、院生たちは昨年にも増してやる気十分です。

自分たちの研究にどのくらいの人々が興味を持ってくださるのか、また、発表内容についてどのような評価が与えられるのか。地域政策科学専攻の1・2年生にとって、この日は重要な意味を持つ一日となります。


11時。前回に引き続き会場となる鹿児島大学稲盛会館に、院生たちが集合しました。前々日からの準備に加え、最後の設営、報告集やプログラムの袋詰め作業、役割分担のチェック、司会者の最終打ち合わせなどが行われます。

3回目の開催ということで、報告会のノウハウは確実に積みあがってきています。今回の報告会を取り仕切る1年生が中心となって、スムーズに準備作業を進めました。


準備の様子



受付


14時30分から受付開始。来場者数は報告会の成功を見極める上で、一つの大きな指標となります。本番までの30分間は、毎回のことながら、院生たちの心に不安が付きまとう時間と言えるでしょう。

しかし嬉しいことに、報告会の開始時間が近づくと、一般の方々、高校生、大学生、大学教員など、次々にご来場くださいました(のべ来場者数99名)。
今回も、調査の際に院生たちがお世話になった地域の方々がたくさんおいでくださいました。また、マスコミ関係の方にもご来場いただきました。


15時。いよいよ本番です。各班の発表時間は、昨年と同じく15分間。前回の経験から「質疑応答5分間は短い」という意見があったので、今回の質疑応答は10分間としました。「会場の来場者に研究成果を分かりやすく伝えたい、そして少しでも興味を持っていただきたい」という思いのもと、4班の発表者全員が、全力で報告を行いました。

     <各班の発表タイトル>

(1) 鹿児島が育んだ国際化活動の先駆け
   -からいも交流の歩みとこれから-

        「鹿児島における国際化と多文化」班
(2) 地域生活を豊かに耕す市民活動
        「地域文化とNPO」班
(3) 市町村合併後の農村振興
   -甲突源流“八重”を事例に-

        「市町村合併後の農村振興」班
(4) 市町村合併後の住民意識
   -旧桜島町住民アンケートの分析を中心に-

        「市町村合併と住民生活の再編」班


プレゼンテーション 



意見交換の場 

全班の報告終了後には、会場の方々からの質問に代表者(各班2名)が答える「意見交換の場」を35分ほど設けました。研究に対するご質問、ご意見をたくさん頂きました。
なかでも一般の方から、「このような意見交換の場を設けている報告会は、滅多にない。今日参加できて、本当によかった。」との発言があり、院生・指導教員は、報告会開催の意義を強く感じ、嬉しい思いでいっぱいになりました。

また同時に、「せっかく素晴らしい機会を設けているにもかかわらず、意見交換の場への参加者が少ない。これからは若い世代の人たち(高校生など)に、もっと積極的に参加してもらってほしい。このような報告会があることを広く伝える必要がある」というご指摘も受けました。今回いただいたご意見・ご感想を真摯に受け止め、今後に活かしていきたいと思います。


報告会終了後に、懇親会を開催しました。一般4名、院生17名、教員8名、教務補佐員1名の計30名が参加しました。今年でプロジェクト研究を終える2年生は、達成感と充実感に満ちた顔つきだったように思います。研究の苦労話などで盛り上がり、大変にぎやかな会となりました。


懇親会



以上、第3回プロジェクト研究報告会について、ご紹介しました。2年生は昨年度の研究を発展させて更によいものを作り上げようと、特に気合が入っていたようです。先輩たちの熱心な姿は、今後も1年間研究を続ける1年生にとって、非常によい刺激になったのではないでしょうか。

「意見交換の場」でご指摘があったとおり、プロジェクト研究報告会がなかなか認知されていないという現実が、私たちにとっての大きな課題として残っています。これから、どのような報告会を作り上げていくのか。また、限られた時間・人材・予算で、どれだけ効率的な広報活動を行い、人を呼び寄せるのか。これらについては、院生と教員とが一緒になって、考えていかなければならないと思います。
私たちの報告会においでいただいた皆様には、心より御礼申し上げます。

※今回のプロジェクト研究報告会の様子が、2006年2月19日付の南日本新聞に掲載されました。
  (著作権の関係上、Web上では公開できないことをご了承ください)


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2009/11/27