熊毛郡屋久島町合宿研修(前編)

平成21年度の入学生(6名)は、文化政策コースの院生で構成されています。 そこで、今年は「世界遺産登録後の屋久島の文化変容」をテーマに、自然、歴史、観光、と様々な分野の方にお話を伺いました。7月11日(土)、12日(日)に実施された研修の模様をご覧ください。
7月11日(土)7時45分、参加者14名(教職員7名、院生7名)は高速船トッピーに乗り込み屋久島へ出発しました。 小雨の降る鹿児島市とは対照的に、目的地は快晴です。雨が多いことで知られる島のため天候が心配されていましたが、まずは一安心です。 船内から見た屋久島

屋久島環境文化村センター 館内 
9時45分に宮之浦港に到着後、まず一行が訪れたのは財団法人屋久島環境文化村財団 屋久島環境文化村センターです。 センターに到着後、館内を案内していただきました。模型を使って島の概要についての説明を受けています。 10時20分からはハイビジョンシアターの見学です。巨大スクリーンで、四季折々の雄大な風景や、聖域とされた山々の神秘的な映像を楽しみました。

シアターの見学を終え、一行は研修室へ。 10時50分より質疑応答の時間をいただきました。当日研修をご担当いただいたのは、事業課長の桑原幸夫様です。 世界自然遺産登録までの道のりや、登録後の地域の方の声について、お話を伺いました。また、登山以外の魅力のアピールにも取り組んでいらっしゃるそうです。 院生からは、「エコツアーガイドの資格取得について」「海外からの観光客の受入れ体制について」などの質問が出ました。 屋久島環境文化村センターでの研修 

昼食 研修の後は昼食です。宮之浦の「潮騒」にて屋久島特産のトビウオのから揚げをいただきました。身は程よく引き締まり、骨までおいしく食べられます。 お腹も満たされた一行は、午後からの研修に向けて出発です。

次に向かったのは、屋久島町歴史民俗資料館です。12時45分に到着後、館内の資料について、説明をしていただきました。 こちらでは、土器や文書、焼き物の他、屋久杉伐採に使用された鋸などの民具、またウミガメや鹿の剥製まで屋久島の生活にまつわるありとあらゆるものが展示されています。 屋久島町歴史民俗資料館 

屋久島町歴史民俗資料館での研修 当日、研修でお世話になったのは、竹之内隆様です。平成19年よりお一人で資料館の管理を担当されていらっしゃります。 研修では、琉球王国や薩摩藩の影響を受けて築かれた島の文化や、地域に根付く山岳信仰がもたらした風習、そして地域で語り継がれる民話などについてのお話を伺いました。 考古学や文化人類学を専門とする院生にとっても、新たな発見があったようです。

ここまで、初日前半の2ヶ所での研修の模様についてお伝えしました。 続く初日後半と2日目は、屋久杉を中心に研修をすすめていきます。まずは実物に触れるべく、一行は白谷雲水峡へ向かいます。 〔プロジェクト第22回へ続く〕 >>研修報告のページに戻る
2009/11/23