人文学科/後期/講義

倫理学概説  2・3・4年次・後期・2単位・講義・柴田 健志

1.授業概要

 自己と他者の関係という観点から、労働、消費、責任等の倫理的問題点を検討します。

2.学修目標

 様々な人間的事象のもつ倫理的含意に関する理解を高めることを目標とします。

3.授業計画

第1回〜第15回
次の1〜5のトピックをそれぞれ3回に分けてお話しします。なお、トピックがひとつ終了する度に800字程度のレポートの提出があります。
1 虚栄心と労働:パスカルの教訓
2 感情をいかにして治療するか:自由意思をめぐるデカルトとスピノザの対決
3 消費社会と公共性:カントの倫理学からアレントの政治学へ
4 必要なのは道徳か宗教か:死後の生に関するベルクソンの考察
5 規範と責任:カントの自由、サルトルの自由

4.テキスト

プリント配布。

5.参考図書

授業中に紹介。

6.成績評価

レポート(5回提出、各20点満点)

7.オフィスアワー

随時 siba@leh.kagoshima-u.ac.jp

8.備 考

 

鹿児島大学法文学部
〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-30
TEL 099-285-7517 / FAX 099-285-7609